■ ID | 271 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 鴨川におけるエストロゲン濃度の把握 Concentration of Estrogen in the Waters of Kamogawa River and Inlet Channels |
■ 著者 | 野尻喜好
Kiyoshi Nojiri
埼玉県環境科学国際センター 茂木守 Mamoru Motegi 埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄 Shigeo Hosono 埼玉県環境科学国際センター 河村清史 Kiyoshi Kawamura 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本内分泌攪乱化学物質学会第6回研究発表会要旨集、p160、平成15年12月3日 |
■ 抄録・要旨 | 河川水の水生生物に及ぼすエストロゲン作用を評価するには、化学物質と比べエストロゲン様活性の高い人畜由来のエストロゲンを測定することが重要である。
本報告では、鴨川河川水および流入水路水中のエストロゲン(17β-E2、E1、E3、17α-E2)をGC/NCI-MS(ペンタフルオロベンジル誘導体化)により測定を行った。
その結果、鴨川河川水では17β-E2が0.0003〜0.0016 μg/L、E1が0.0045〜0.015μg/L、E3が0.0028〜0.0059 μg/L、17α-E2が0.0001〜0.0036μg/Lの濃度範囲であった。酵母Twe-Hybrid試験で17β-E2と同等なエストロゲン様活性の強さが認められているE1が17β-E2の10倍高い濃度で検出されたことから、鴨川においてE1のモニタリングが重要であると考えられた。 |
■ キーワード | 都市河川、エストロン、エストラジオール、エストリオール、分析方法 |
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